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【栄養部だより Vol.7】

 こんにちは〜きたおおじ栄養部です。
夏も近づく‥‥と、思わず口ずさんでしまいたくなるような、暑い日が続いていますが、皆さん早くも暑さでバテたりしてませんか?
 さてさて、この歌詞で始まるのは、皆さんご存知の唄、茶摘(ちゃつみ)です。♫夏も近づく八十八夜♫の八十八夜は、立春から数えて八十八日目に当たる日で、この日に摘まれたお茶を飲むと縁起がいいと言われてきました。実際この時期に出回る新茶は栄養やうまみ成分が多く含まれていて、昔の人々は経験的に新茶を飲むと病気にならないと言い伝えてきました。
 新茶にかぎらず、緑茶が健康に様々な効果をもたらすことは皆さんご存知の通りですが、これはおもに緑茶に含まれているポリフェノールのカテキンの効能に寄るものです。カテキンはお茶の苦渋味成分のひとつで、抗酸化作用のほか、体脂肪低減効果、殺菌効果、抗ウイルス作用などがあることが明らかにされています。食後に緑茶を飲むことで口腔ケアになることはよく知られていて、実践されてる方もいらっしゃるのでは。

 このカテキンですが、80度以上の高温で溶け出しやすいとされています。また茶葉の収穫期で言えば、新茶よりも遅い時期に収穫されたものほど、カテキンが多く含まれます。緑茶の健康効果に期待し、カテキンを効果的に摂取するためには、カテキンを多く含み、なおかつ高温のお湯で淹れる番茶(遅い時期に収穫された茶葉のお茶)を選ぶと良いということになります。
ただし番茶を高温で焙煎したほうじ茶は焙煎してないものに比べ、カテキンの量は少なくなります。

  一方お茶の旨味成分である、テアニンなどのアミノ酸は50度以上の低温で溶け出しやすいとされています。アミノ酸を多く含む新茶や玉露などは50度から70度くらいのお湯で淹れることで、その旨味が引き出されます。
 また、これからの暑い季節は水出しの緑茶もおすすめです。朝出かける前にお茶パックにお好みの緑茶の葉を詰めたものをマイボトルに入れ、冷やしたミネラルウオーターまたは湯冷しを注ぎ入れるだけで、お昼休みには美味しく冷えた緑茶を飲むことができます。          水出しの場合アミノ酸の旨味が十分に引き出される上、茶葉に含まれるビタミンCも壊れずに残っています。

 カテキンの量や、お茶の味に違いこそあれ、お茶には健康効果やリラックス効果があることに変わりはありません。
 これから梅雨や暑い夏がやってきます。ぜひ皆さん、お茶のお好みの飲み方を見つけ、緑茶パワーで乗りきってみてはいかがでしょうか。
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by kitaooji8025 | 2016-05-29 09:31 | 栄養部