地域密着型総合ケアセンターきたおおじといまくまののブログです。


by kitaooji8025

【栄養部だより Vol.6】

 こんにちは〜きたおおじ栄養部です。ゴールデンウィークも目前、新緑の美しい気持ちの良い季節となってきました。これからの季節、京の町のあちらこちらでは大小様々なお祭りが目白押しです。葵祭を初め、御霊祭、稲荷祭など、また先日はきたおおじのすぐ近くにある今宮神社のやすらい祭もありました。


 さて、京の祭といえば鯖寿しがつきものです。最近では家で鯖寿しを作り祭りを祝うことも少なくなったようですが、以前はどこの家でも鯖寿しや赤飯を作り、親戚の人を招いたり、配ったりしていました。今のように一年中どんな場所でも生の魚やお造りを手に入れることができる時代と違って、海が遠い京の街ではその昔、生の魚を使ったお寿司を作ることは困難でした。そこで福井県の小浜の港で水揚げされ、すぐに塩をされた鯖がご馳走に使われるようになったのです。鯖街道を経て京都に運ばれるには、昔は一昼夜ほどかかったそうです。その間にも身がしまり一段と美味しさが増した鯖は、若狭のひと塩鯖として貴重な食材でした。
「今日はどこそこのお祭りですね。」というようなお話をお食事時にすると、あちらこちらで「あぁ鯖寿しが食べたいなぁ」とか、「家でよう作ったもんやけど」などという会話が必ずといっていいほど聞こえてきます。京都に伝わるハレの日の食べもの、食文化、先人の知恵、いつまでも引き継がれたいものです。

 きたおおじでは、毎月1、2回、ちらし寿司が昼食に登場します。お祭りや行事に合わせて出るときもあれば、他の地方の郷土色豊かなお寿司が出るときもあります。酢飯に混ぜる具材や、上にのせる具材もバラエティに富んでいて、お寿司の日はご利用者の皆さん、とても喜んで召し上がってくださいます。
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 写真はサヨリ、鯛、海老、三つ葉などをのせた春らしいちらし寿司で、こちらも大人気でした。
 季節を食事から感じていただき、楽しんで召し上がっていただくことを、これからも大切にしていけたらと思います。

by kitaooji8025 | 2016-04-27 14:52 | 栄養部